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執筆者の写真北海道ピアサポート協会

【WEB連載】「私のピアサポート!」2024.8月号

タイトル:私にとってのピアサポート

かめちゃん/ピアスクール卒業生/札幌市


 皆さん、こんにちは。 ピアスクール3期生のかめちゃんと申します。 現在、私は「ピアサポーター」の肩書を付け「アプリ相談員」の仕事をしています。 このアプリは、主に発達障害や精神疾患など「心の辛い方」が利用しています。 曲がりなりにもピアサポーターとして活動できているのは「ピアスクール」のお陰です。ですので本日は「ピアスクール通所時代」のお話をさせて頂きます。

 2021年10月、私はピアスクールに入学し、とても楽しく充実した日々を送っていました。 ところがある日、メンタルの不調で全く通所できなくなってしまいました。 通所しなければ、と思えば思うほど体調は悪化しました。

メンタルが落ち、通所出来ない事に「気まずく申し訳ない気持ち」になりました。 職員であるサポートメンバーの皆さんはとても優しい方ばかりで、私の負担にならないようにと配慮しながら声を掛けてくれました。

次第に「ここでなら想いを伝えても大丈夫かもしれない」と思えるようになりました。 私は勇気を出し「スクールを辞めたくないです。きちんと卒業したいです。」と伝えました。 皆さんは「かめちゃんのペースで」「またスクールで会えるのを楽しみにしているよ」と答えてくれました。

 心からそう想ってくれている事が伝わりました。 当事者であることを公表しているサポートメンバーも多く安心感もありました。 通所が難しい間は、Zoomなどで「遠隔サポート」をしてくれました。 徐々に「通所面談」の回数を増やし、いよいよ「講座に参加できそうだ」という所まで回復しました。 久しぶりの講座では、仲間であるメンバーが暖かく迎えてくれました。 本当に嬉しくて安心できた事を覚えています。

 そして、2023年9月、無事卒業する事が出来ました。 ピアサポートの世界は、私の「居場所」です。 タイトルの「私にとってのピアサポート」とは「ピアスクール」そのものです。 私は、ピアスクールで過ごせた時間を糧に、生涯「ピアサポーター」であり続けたいと思っています。 最後までお読み頂きありがとうございました。

 


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