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執筆者の写真北海道ピアサポート協会

【WEB連載】「私のピアサポート!2023.6月号」

【WEB連載】「私のピアサポート!2023.6月号」


「私とピアサポートの出会い」

                    

医療法人社団ほっとステーション大通公園メンタルクリニックピアサポーター

大玉俊秀/北海道ピアサポート協会

私が初めてピアサポートというものを知ったのは主治医の一言でした。

ある日、主治医が「大玉さんピアサポーターをやってみませんか?」と問われました。私は「ピアサポーターって何ですか?」と答え、主治医が「うちでピアサポーターの養成講座をやっていますので、受けてみませんか」と促されました。それが最初です。

養成講座は10回ありまして、ある機関の養成プログラムをアレンジしたものです。

記憶にあるメニューは、色々な精神疾患・発達障がい・社会資源・思い出に残る言葉は、でした。

精神疾患は、双極性障がい・強迫性障がい・解離性障がい・統合失調症・摂食障がい・PTSD・パーソナリティ障がい・依存症(各アディクション)等々、発達障がいはASD・ADHD・LDでASDは広範性発達障がい・アスペルガー・カナータイプなどがあり、社会資源には、医療・行政・支援団体・公益法人・NPO法人・警察・法曹界・スーパー・コンビニなどがあることを学びました。

講座の最後に「あなたが心に残る自助グループからもらった言葉は?」という宿題が出ました。私は一番好きな言葉「そんなに前を歩かないでください追いつけませんから、そんなに後ろを歩かないでください引っ張っていけませんから、並んで一緒に歩いて下さい、そうすれば手をつなげますから。」を発表しました。

これらのことは一冊のファイルにまとめてあります。

今読み返しても新たな発見があり、とてもお勉強になります。

後に、その医療機関でピアサポーターとしてのプログラムのファシリテーターをやっています。

この養成講座があったから、今の私のピアサポート活動があります。北海道ピアサポート協会に繋がったのもこの講座があってピアサポートというものをかじったからです。さらに厚労省主導で、厚労科研のピアサポーター養成講座にも繋がりました。もの凄く私の人生の一ページを綴ったものとして、位置しています。

もちろん主治医には感謝しています。そのうちこの養成講座を抜粋してプログラムを作り、相談業務の相談員を養成するプログラムを作ってみたいと思っています。主治医にはこのプログラムを編纂することは了解を取っています。

今後も微力ではありますが、ピアサポート活動のお手伝いを出来て行けば良いかなと思っています。今後も宜しくお願い致します。


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