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執筆者の写真北海道ピアサポート協会

【WEB連載】「私のピアサポート!」2024.10月号

齊藤道子 /PEER+schoolスクールサポーター

『私がピアサポートと出会って』


私には、線維筋痛症と言う疾患があります。


その症状を説明すると、インフルエンザや、コロナに罹患したような感覚が、24時間、365日、痛みと倦怠感が、絶え間なくあります。抑うつ状態になり、精神科に行くようにもなりました。

 線維筋痛症について調べていくと、自助会があることがわかり、そこに行く事にしました。

病を患っている諸先輩から、症状のこと、うまく付き合っていく秘訣、生きていくためのスキル、医学や福祉の知識を教わりました。

月日が流れ、自助会に参加して下さる方々に、私がしてもらった事を、伝えている事に気づきました。

 同じ病だからこそ、その痛みを、悩みを、辛い気持ちがわかる事があると確信しています。

これからは、諸先輩からいただいた言葉を、想いを、今度は、私が発信していこうと思いました。

痛みを和らげる治療は、色々あると思います。痛みを忘れられるぐらい、何かに没入することが出来る何かがあると、『痛みにとらわれることなく』残りの人生を過ごしていけるような気がします。

いつも、私の体調を気遣って、寄り添ってくれた自助会のメンバー、難病センターのスタッフに感謝しています。

私の出来る限りで、ピアサポートと言う、恩送りをしつづけたいと考えています。

 最後に、北海道ピアサポート協会で学んだ、ピアサポートの必要性、可能性があることを、再認識する機会が与えられました。ピアサポーター、ピアカウンセラーとして、どこに行っても通用する人材であり続けるために、日々、邁進していきたいと思っています

 


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