精神保健福祉領域では病気からの回復をリカバリーと呼ぶことが多いです。
リカバリーとは、「人々が生活や仕事、学ぶこと、そして地域社会に参加できるようになる過程であり、またある個人にとってはリカバリーとは障害があっても充実し生産的な生活を送ることができる能力であり、他の個人にとっては症状の減少や緩和である」と定義されます。
(国立精神・神経医療研究センターHPより抜粋)
リカバリーは右肩上がりではなく、良くなったり、悪くなったりしながらも、その人の希望する生活に向けて少しずつ生きやすくなるものだと思います。
同じ病名、同じ境遇、その時を共に過ごす仲間の存在があります。
病気をすると孤独になってしまうのも事実かと思います。
その中でちょっと先行く先輩や同じような苦労をしている仲間の存在は大きなものです。それはまた、リカバリーの旅において関係性が変化していくものかもしれません。
必要な繋がりを大切にしながら、今を生きていけると良いですね。
やべっち。